鶏びあ
ぼんじりを使ったおすすめレシピ5選!
ぼんじりの食べ方といえば、焼き鳥を想像する方がほとんどだと思います。
確かに、焼き鳥はぼんじりの持つ脂の美味しさ、食感を楽しめるポピュラーな食べ方ですが、他にも調理の仕方はたくさんあります。
今回は、手軽に試すことができるぼんじりを使ったおすすめレシピを紹介したいと思います。
ぼんじりの特徴は?
レシピを紹介する前に、まずはぼんじりがどのような特徴を持つお肉なのか、簡単に説明しておきましょう。
ぼんじりとは、鶏の尻尾にある三角形の部分で、尻尾を覆っているお肉のことです。
1羽からほんのわずかしか取れない希少部位であり、“鶏のトロ”と呼ばれるほど、最も脂が乗っている部位の1つです。
ジューシーでとろけるような口当たりは、なかなか他の部位では替えが利きません。
また、それほど多く販売されている部位ではありませんが、最近は取り揃えるスーパーなども少しずつ増えています。
実際、スーパーなどで購入したぼんじりを使用し、焼き鳥を始めとする料理を作って楽しんでいる方は多いです。
そして、冒頭でも触れたように、実はぼんじりの調理法は豊富であり、シンプルに焼く以外の方法でも、美味しく食べることができます。
レパートリーを増やしたい方は、ぜひ以下のレシピを参考にしてください。
ぼんじりの照り焼き
最初に紹介するのは、ぼんじりの照り焼きです。
15分程度で完成するお手軽レシピで、材料もほとんど必要ありません。
材料(2~3人分)
・ぼんじり(下処理済) 1パック(12個程度)
・すき焼きのタレ 大さじ1
作り方
①沸騰したお湯にぼんじりを入れ、中火で5分程度茹でます。
②茹で終わったぼんじりをお湯でキレイに洗い、湯切りします。
③羽の芯が残っている場合は取り除きます。
茹でてからの方が取りやすくなるため、おすすめです。
④フライパンを熱し、ぼんじりとすき焼きのタレを入れ、中火~強火でサッと炒めます。
⑤タレが全体に絡まったら完成です。
お好みで少し焦げ目をつけ、香ばしく焼いても美味しいです。
また、ぼんじりを湯がいたゆで汁は、スープ等の出汁としても使用できるため、付け合わせとして作ってみることをおすすめします。
ぼんじりのスパイシー焼き
次に紹介するのは、ぼんじりのスパイシー焼きです。
スパイスをぼんじりにもみ込み、トースターで焼くだけの非常にお手軽なレシピです。
材料(2人分)
・ぼんじり(下処理済) 300g
・ガラムマサラ 小さじ1/2
・ハーブソルト 小さじ1/2
・あらびきガーリック 小さじ1/2
作り方
①ぼんじりにガラムマサラ、ハーブソルト、あらびきガーリックをふりかけ、よくもみ込み、10分程度置きます。
②オーブントースターのトレイにアルミホイルを敷き、スパイスをもみ込んだぼんじりを並べ、トースターで途中裏表をひっくり返しながら、しっかり火が通るまで焼きます。
③完成です。
簡単なレシピですがとても美味しく、ぼんじりの脂の旨みとジューシーさ、しっかり効いたスパイスがクセになります。
ご飯のおかずにも、おつまみにも最適です。
ちなみに、こちらのレシピはモモ肉、手羽先など他の部位でも応用できます。
ぼんじりのポン酢炒め 大根おろしのせ
続いては、ぼんじりのポン酢炒め 大根おろしのせを紹介します。
カリカリに焼いたぼんじりを、さっぱりとポン酢、大根おろしでいただく一品です。
材料(2人前)
・ぼんじり(下処理済) 250g
・塩コショウ 適量
・大葉 5枚
・大根 5cm分程度
・ポン酢 大さじ1+適量
・七味 適量
作り方
①熱したフライパンに油を引かずぼんじりを投入し、塩コショウをして焼きます。
②じっくりカリカリになるまで、さらに15分ほど焼きます。
③ぼんじりを焼いている間に、大根おろしを作ります。
④ぼんじりは焼いている最中、油が大量に出るため、カリカリにするために適宜キッチンペーパーで拭き取ります。
⑤カリカリになったらフライパンの火を止め、ポン酢、大葉を加えて混ぜます。
⑥器に盛り付け、大根おろしを乗せます。
⑦もう一度お好みでポン酢をかけ、最後に七味を振って完成です。
こちらの料理をうまく作るには、とにかくぼんじりをカリカリにすることがポイントです。
また、大根おろしはざるにおろし金でおろし、そのまま水切りすると時短になります。
ぼんじりとエリンギの味噌炒め
次に紹介するのは、ぼんじりとエリンギの味噌炒めです。
しっかりした味付けのため、ご飯が進みます。
作り方も非常に簡単なため、材料さえ揃っていれば、おかずを1品増やしたいときにピッタリです。
材料(4人分)
・ぼんじり(下処理済) 200g
・エリンギ 1パック
・油 適量
●タレ
・味噌 大さじ1
・砂糖 小さじ1
・酒 大さじ1
作り方
①熱したフライパンに油を引き、ぼんじりを入れ火が通るまで炒めます。
②食べやすくカットしたエリンギを加え、さらに炒めます。
③上記の“●タレ”を加えて混ぜ合わせます。
④完成です。
ぼんじりの脂と味噌ベースのタレは相性抜群で、プリッとした食感にエリンギのコリコリした食感がプラスされ、食欲をそそります。
ぼんじりと夏野菜の甘酢焼き
最後に紹介するのは、ぼんじりと夏野菜の甘酢焼きです。
ぼんじりの少し変わった食べ方を試してみたいという方におすすめです。
10分程度で作ることができます。
材料(3~4人分)
・ぼんじり(下処理済) 200g
・ズッキーニ 1本
・パプリカ 1個
・ラー油 お好みの量
●甘酢ダレ
・砂糖 大さじ1
・ポン酢 大さじ4
作り方
①ズッキーニとパプリカを乱切りにします。
②ぼんじりに羽がついている場合は、この時点で取り除いておきます。
③フライパンにぼんじり、ズッキーニを入れて中火にかけ、あまり触らず、キツネ色になったらひっくり返します。
④パプリカを加え、1~2分両面を炒めます。
⑤上記の“●甘酢ダレ”を加え、沸騰させます。
⑥器に盛り、お好みでラー油をかければ完成です。
お肉も野菜もしっかり摂れる一品で、爽やかな味わいはご飯のおかずとしても、お酒のおつまみとしても、ついつい箸が進んでしまいます。
ぼんじりの下処理方法はこちら
まとめ
ここまで、ぼんじりを使ったレシピを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
普段から料理をするという方は、スーパーなどでぼんじりを見つけた際、前述のレシピを試してみましょう。
また、まだぼんじりを食べたことがないという方は、鶏三和のオンラインショップで販売する名古屋コーチンのぼんじり焼き鳥串を一度食べてみてください。