鶏びあ
ぼんじりの名前の由来と含まれる栄養成分について
ぼんじりは、鶏の尾骨周りの希少部位であり、脂の旨みとプリッとした弾力が人気です。
では、ぼんじりという名前には、一体どのような由来があるのでしょうか？
また、味に関しては申し分ないぼんじりですが、どのような栄養成分が含まれているのでしょうか？
今回はこれらの点について解説します。
ぼんじりの名前の由来
ぼんじりという個性的な名前の由来は、ひな祭りの歌に出てくる“ぼんぼり”です。
鶏の尻尾がぼんぼりのようなかわいい形状だったことから、ぼんぼりの“ぼん”と“じり（尻）”を組み合わせてぼんじりと呼ばれるようになりました。
エリアによっては、尻尾を意味する英語である“テール”や、“はな”、“ごんぼ”など、独特な名前で呼ばれることもあります。
ただし、このような名前が一般的なエリアはごくわずかであり、ぼんじりのように全国的に定着している名前は他にありません。
また、鶏のオスとメスで、尾骨周りの肉の名前が変わることもあります。
オスの場合は、一般的なぼんじりという名前が使われますが、メスには“みさき”というまた別の名前が存在します。
こだわりの強い鶏肉専門店、焼き鳥店などでは、このように区別されることも珍しくありません。
オスの方は筋肉が発達しているため、弾力のあるしまった食感であり、メスの方は比較的柔らかいです。
ちなみに、尻尾周りの肉をぼんじりというのは鶏のみであり、例えば牛の場合は“イチボ”と呼ばれます。
ぼんじりの栄養成分
ジューシーな味わいが魅力のぼんじりのカロリー、栄養成分は以下の通りです。
名古屋コーチンぼんじりの栄養成分（100gあたり）※当社調べ
・エネルギー：345kcal
・タンパク質：11.7ｇ
・脂質：33.1ｇ
・炭水化物：0.1g未満
・ナトリウム：39mg
ぼんじりのカロリー、脂質は高め
ぼんじりは、モモ肉や胸肉など、焼き鳥で食べられることの多い他の部位に比べると、かなり高カロリーな部位です。
“鶏肉の大トロ”と表現されるほど、脂が乗っている部位であるためです。
また、ぼんじりは当然脂質も高いです。
適度な脂質量であれば、腹持ちが良くなるなどの効果も期待できるのですが、ぼんじりほど脂質が多くなると、身体に脂肪が蓄積されやすくなるため、食べすぎには注意です。
ぼんじりを健康的に食べる方法
高カロリー、高脂質のぼんじりですが、その一方で糖質は含まれていません。
よって、糖質制限をしている方にとってはおすすめの部位だと言えます。
ただし、ぼんじりにつけるタレには糖質が含まれているため、注意しましょう。
また、焼き鳥のタレは塩分量が多く、塩分は食欲を増進し、ついつい食べすぎてしまう原因となってしまいます。
よって、焼き鳥にするのであれば塩で味付けしましょう。
基本的に、塩のみの味付けであれば糖質は含まれません。
そして、ぼんじりをおつまみにお酒を飲む際には、ビールや日本酒など、カロリーが高いお酒は控えましょう。
ぼんじりとの相性も良く、なおかつカロリーも控えめなお酒としては、ハイボールがおすすめです。
ちなみに、ぼんじりは非常にジューシーで柔らかい部分であるため、食べるときにはついつい噛む回数が少なくなりがちです。
噛む回数が少ないと、たくさん噛んで食べるときよりも満腹感が少なくなり、食べすぎにつながりやすくなります。
もちろん、こちらはぼんじりに限ったことではありませんが、一口で30回以上噛むことを意識すると、満腹感が増し、食べる量を減らすことができます。
まとめ
カロリーや脂質は高めですが、ぼんじりには身体に良い成分も多く含まれています。
また、糖質が含まれていないため、糖質制限をしている方も食事に採り入れることができます。
鶏三和のオンラインショップでは、名古屋コーチン焼き鳥串を販売しているため、これまであまり名古屋コーチンを食べてこなかったという方は、ぜひ一度お試しください。
鶏三和のオンラインショップでは、名古屋コーチンのぼんじり焼き鳥串を販売しているため、これまであまりぼんじりを食べてこなかったという方は、ぜひこの機会に一度お試しください。
