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若どりの誕生秘話~日本のブロイラーの起源~

現在、日本において一般的に流通している鶏肉の多くは、“若どり”と呼ばれるものです。
普段、それほど鶏肉を購入しない方であっても、名前くらいは聞いたことがあるかと思います。
では、こちらの若どりは一体どのような鶏肉であり、どのような歴史があるのでしょうか?
今回は、若どりの概要や起源を中心に解説します。

若どりの概要

若どりは、“ブロイラー”とも呼ばれるものであり、短期間で急速に成長させる狙いで作られた、肉用鶏の品種の総称です。
正確には、ふ化後3ヶ月未満のニワトリを指し、野生のニワトリが成鶏となるまでに4~5ヶ月かかることを考えると、成長スピードはかなり早いことがわかります。
短期間で成長することにより、大量生産しやすいという点が、全国的に流通している理由でもあります。
また、最大2~3kg前後の肉を取ることができ、価格も手頃であるため、家庭で料理に使用される頻度も非常に高いです。

若どりの飼育方法について

地鶏の場合、日本農林規格(JAS)において、生産方法や飼育方法の基準が明確に定められています。
具体的には、素びな、飼育期間、飼育方法、飼育密度という4つの項目です。
一方、若どりの飼育方法には、特別な基準が存在しません。
現在の若どりは、鶏が床面または地面を自由に運動できるように飼育する平飼いが一般的です。
大型施設には、コンクリート床にしてその下に床面給湯しているところや、ウインドウレスという窓なしの鶏舎も増えていて、より高品質の若どりを育てるための工夫がされています。

若どりの起源について

実は、若どりの起源は、当社さんわコーポレーションにあります。
今からおよそ65年前までは、一般家庭において卵を産まなくなったニワトリ、廃鶏となったニワトリを加工し、肉用鶏にしたものが主に流通していました。
しかし、こちらは元々肉用鶏として生産されたものではないため、肉質は硬く、あまり美味しいとは言えないものでした。
そんな中、「柔らかい鶏肉が食べたい」という一般消費者の要望に応え、当社の設立者・名誉会長である古川柳三が研究を重ねた結果、生まれてから100日程度の雄鶏が柔らかく、美味しい肉質になることを突き止め、それを若どりと名付けて販売するに至っています。
また、若どりという言葉を世間に広めるため、古川はラジオやテレビなどのメディアにおいて、大量のCMも流しました。
「さんわさんわさんわの若どり、おいしいったらないね♪」というCMは、おそらく中部地方では知らない方はいないほど有名です。
そして、今や若どりという言葉は、農林水産省も使用するほどの一般的な名称となりました。
ちなみに、さんわグループが経営する鶏肉料理店『鶏三和』の前身である『若鶏のさんわ』は、鶏肉料理を出せるホテルの料理人に、鶏肉の美味しさと調理方法を知ってもらうため、古川が開店した店舗です。
それが、一般のお客さんに評判となり、大繁盛するという嬉しい誤算があったことが、当社が卸と店舗経営を両立する原点となっています。

名誉会長・古川柳三の功績について

当社の名誉会長である古川柳三は、若どりという新しい鶏肉、そして言葉を生み出しただけでなく、ブロイラー・インテグレーション(養鶏産業の垂直統合)の草分けでもあります。
そのきっかけは、1961年に、古川がアメリカの養鶏産業の視察に行ったことでした。
アメリカでは、当時から大量の鶏肉をリーズナブルな価格で市場に提供する仕組みが整いつつありました。
古川はそれを見て、「日本人が大量に鶏肉を消費する時代が来たら、日本の昔ながらの鶏肉生産では太刀打ちできない」と考えます。
そして、4年後の1965年には、名古屋市内から現在の愛知県大治町に、日本のブロイラー・インテグレーションを導入すべき鶏肉加工工場を新設しました。
つまり、大量の鶏肉処理ができる工場をつくり、日本における若どりの流通促進に大きく貢献したということです。

若どりの味の特徴について

若どりは、地鶏などと比べて成鶏になるまでの期間が短いため、それほど動くことがありません。
また、価格も安いことが多いですが、肉質は決して悪くありません。
さまざまな料理に使用することができ、柔らかくて誰でも食べやすいのが特徴です。
部位によっては、少し淡泊に感じる部分もありますが、高品質の国産若どりは、地鶏に負けないくらいのうま味が凝縮されています。
近年は鶏肉における疲労回復等の効能がメディアでも取り上げられていて、カロリーが控えめで良質なタンパク源となる鶏肉は、ダイエット中の食事や健康的な生活に欠かせない食材として支持を集めています。

さんわのHappy Bagについて

さんわのオンラインショップでは、当社の人気商品が6種類詰まった『さんわのHappy Bag』というセットを販売しています。
セット内容は、名古屋コーチンを使用したつくねたまごぷりん、若どりを使用した手羽唐手羽塩焼き磯辺揚げ、そして塩こうじ唐揚げです。
これぞ名古屋めしと言える手羽唐、手羽塩焼きは、約7~10本とたっぷり入っていて、自宅で簡単に本場の味を再現することができます。
また、磯辺揚げは若どりの鶏もも肉を海苔で巻いて揚げたものであり、塩こうじ唐揚げは、柔らかくしっとりと仕上がったむね肉が評判の商品です。

そして、名古屋コーチン入りつくねは、つくねだけでも、鍋やスープに入れても美味しく食べることができる万能つくねで、たまごぷりんはジャパン・フード・セレクションでグランプリも獲得したことがある自慢のスイーツです。
これらが一度に味わえる『さんわのHappy Bag』は、ご自宅で楽しむだけでなく、離れて暮らす家族への仕送りとしてもおすすめです。

まとめ

ここまで、当社が生み出した若どりの起源を中心に解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
さんわのオンラインショップでは、詰め合わせセットのHappy Bagだけでなく、若どりを使用した惣菜を単品でも販売しております。
どれも自信の商品であり、皆さんの食卓をより一層充実させることができるため、気になったものはぜひ購入してみてください。

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