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ブランド鶏“銘柄鶏”～銘柄鶏と地鶏の違い～
私たちが普段口にしている鶏には、さまざまな種類があります。
どの種類に該当するかについては、鶏の種類や飼育方法、飼育期間などによっても変わってきますが、その中の1つに“銘柄鶏”というものがあります。
今回は、銘柄鶏の概要や地鶏との違いなどを解説していきます。
銘柄鶏の概要
ブランド鶏の1つである銘柄鶏は、飼料や環境などを工夫して飼育することにより、一般的なブロイラーと比べて、味や風味などが改良されている鶏を指しています。
ブロイラーと同じ種類の若どり系、赤鶏の両親を持つ赤系に細分化され、全国各地でさまざまな種類の銘柄鶏が飼育されています。
また、銘柄鶏は一般的なブロイラーよりも、手間がかかっていたり、味や風味が優れていたりする分付加価値があり、値段も高めに設定されています。
しかし、地鶏に比べるとリーズナブルなことから、食材にこだわりたい方に多く選ばれています。
銘柄鶏と地鶏の違い
ブランド鶏と聞くと、地鶏をイメージされる方も多いかと思いますが、銘柄鶏と地鶏はまったくの別物です。
大きく異なる点は、地鶏には日本農林規格（JAS）が定める明確な定義があるのに対し、銘柄鶏にはそれが存在しません。
地鶏と認定されるには、JASで定められた以下の4つの条件をすべてクリアする必要があります。
・在来種由来の血液が50%以上で、出生証明ができる素びなを使っていること
・ふ化日から75日間以上飼育していること
・ふ化後28日目以降は平飼いで飼育していること
・ふ化後28日目以降は1㎡あたり10羽以下の環境で飼育していること
出生証明ができる等、地鶏はとても信頼・安心のできる食材と言えますが、厳格な規格がある分、生産量には限界がありますし、価格はどうしても張ってしまいます。
銘柄鶏には明確な定義は決まっていませんが、飼料や環境などに工夫が必要で、一般社団法人日本食鳥協会の認定を受けなければいけません。
多くの銘柄鶏はハーブなどの特殊なエサが与えられ、なおかつブロイラーよりも2週間ほど長く飼育されるなどの条件で認定されています。
代表的な銘柄鶏の種類
全国各地で飼育される代表的な銘柄鶏をご紹介します。
・中札内産雪どり
・南部どり
・あじわい丹波鶏
・紀州うめどり
・大山どり
・華味鳥
愛知県の有名な銘柄鶏
愛知県で飼育される銘柄鶏は、以下の3種などが挙げられます。
・三河赤鶏
・錦爽どり
・能登どり
さんわグループの銘柄鶏について
さんわグループでは、香草美水鶏(こうそうめいすいどり)という銘柄鶏を扱っています。
香草美水鶏は、飼料にハーブや木酢液などを加えた配合飼料を主体に育てています。鶏の独特な臭みがなく、ジューシーで、鶏本来の自然な旨味をもっています。
さんわ自信の銘柄鶏です。ぜひ一度お試しください。
まとめ
ここまで、ブランド鶏の1つである銘柄鶏の概要、地鶏との違いや代表的な銘柄などをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか？
鶏三和オンラインショップではこだわりの地鶏“名古屋コーチン”の商品、さんわ自慢の銘柄鶏“香草美水鶏”の商品、ブロイラーを使用した惣菜等、豊富な鶏料理をご用意しております。ぜひ一度ご覧ください。
