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鶏の成長について

皆さんはヒヨコが生まれてから立派なニワトリに成長するまでについてご存じですか?今回は鶏の成長の過程やかかる時間について解説していきます。

ヒヨコから鶏になるまでの日数

鶏は卵で産まれてから、21日間の孵卵期間を経てヒヨコが孵化します。ここから成鶏と呼ばれる立派な鶏になるまでには、およそ5ヶ月かかります。
具体的な成長過程としては、まずそれほど毛が生え揃っていない状態で生まれ、そこから1週間ほど経過すると、皆さんがイメージする黄色いヒヨコに成長します。サイズは手のひらに収まる程度で、非常に可愛らしい見た目をしています。生後1ヶ月程度までの鶏は幼雛(ようすう)と呼ばれ、体温調整がまだうまくできないため、温かい環境で大切に育てられます。

生後2ヶ月程度経過すると、中雛(ちゅうすう)と呼ばれる、ちょうどヒヨコと鶏の間くらいの姿に成長します。その後、生後2ヶ月半頃には、羽が生え替わり、たくましい姿の大雛(だいすう)になりますがまだ「ピヨピヨ」と鳴きます。生後5ヶ月頃には成鶏に成長していきます。
成鶏にまでなると、オスは立派なトサカを持つ凛々しい姿となり、メスは卵を産むまでに成長します。

生まれてから食肉用になるまでの日数

食肉用に仕向けられるブロイラー(若鶏)は、30~50日の飼育期間で出荷されます。ブロイラーとは孵化後約3ヶ月未満で出荷される鶏をさしますが、実際のところ基準は曖昧です。ブロイラーの食用鶏は出荷されるまでの間、主に配合飼料が与えられ、大まかに2.2~2.3kgのエサを与えることにより、体重が1kg増える計算になります。
肉用鶏の種卵鶏や卵用鶏で、繁殖や産卵の役目を終えたものは、歯ごたえがあり、旨みの強い「親鶏」として出荷されます。

名古屋コーチンの飼育期間

名古屋コーチンは、明治時代初期に愛知県小牧市で作出された鶏であり、弾力に富んだ肉質、歯ごたえ、コクのある旨味が特徴の地鶏です。
名古屋コーチンの飼育期間は約120~150日であり、こちらは一般ブロイラーの約50日と比較すると、およそ3倍の長さです。長い期間をかけ、十分な運動をさせて育てることで、良い肉質に仕上がります。
名古屋コーチンだけに限らず、地鶏はJAS(日本農林水産規格)により明確に定義がされており、孵化日から80日以上飼育する必要があるなど決まりがあります。
他にも平飼いで1㎡あたり10羽以下にするなど、鶏にストレスを与えないようていねいな飼育方法がとられ、特有の旨味やコクのある美味しい地鶏となります。

鶏の繁殖

鶏は孵化後120~150日で産卵できるようになりますが、産卵数は品種によって変わってきます。
繁殖をさせるには、オスとメスを一緒に飼い、受精卵を産ませるようにします。このとき、飼育舎の大きさにもよりますが、メス数羽~10数羽に対してオス1羽が一般的です。
産卵用には専用の巣箱が用意され、中には枯草や藁などが5cmくらいの厚さで敷かれます。メスが巣箱にこもりがちになると、産卵時期の合図です。
メスが産んだ卵を孵化させるため、抱きしめる行動を抱卵といいますが、こちらは巣箱に7~10個程度の卵をためると行うようになります。抱卵中のメスは1日に1回、巣から出て砂遊びをしたり、エサを食べたりした後に、すぐ巣に戻り、また卵を抱きます。

鶏が成長段階でかかりやすい病気

鶏がかかる病気には、マレック病や尿酸塩沈着症などが挙げられます。
マレック病は、ウイルス感染が原因で起こる鳥類独特の感染症で、若い鶏に感染しやすく、4~10ヶ月がピークになります。主な予防法としては、ワクチン接種が有効です。
尿酸塩沈着症は、鶏の代謝異常の1つで、特定の栄養素が過不足になることにより現れる症状です。特に若い時期に発症すると、発育不全に陥り、うまく成長できず短命になることがあります。こちらの症状に関しては、栄養バランス良くエサを与え、適度に運動をさせることにより、予防することが可能です。
ニュースでも良く耳にするのが、鳥インフルエンザです。こちらは、非常に感染力の強い病気で、一度感染するとほとんどの個体が死に至る恐ろしい病気です。もちろん、養鶏場では鳥インフルエンザ対策が徹底されていますが、非常に厄介な病気であることは確かです。ただし、鶏肉や鶏卵を食べて、人が鳥インフルエンザウイルスに感染することは、世界的に報告されていませんし、病気の疑いのある鶏肉や卵は市場に出回らないよう徹底的な対策が取られています。

さんわの名古屋コーチンにおける飼育のこだわり

さんわグループの農場では、光と音に敏感な名古屋コーチンに配慮し、光、音、温度、湿度を調節できるようになっています。
鳥インフルエンザ対策に有効なウインドレス鶏舎も採用していて、配合飼料にもこだわり、1羽1羽に飼育員の目が行き届くよう、適度な規模の農場で平飼いしています。
もちろん、生産加工にもこだわっていて、加工については一般的なブロイラーのようにオートメーション化せず、手さばきでおこなっています。
その道一筋の職人が1羽ずつ検品しながら、筋線維を破壊しない昔ながらの手さばきで、手間暇を惜しまず大切に加工しています。
また、三和の純鶏名古屋コーチンの肉は、食肉専用種のみを取り扱い、飼育日数を平均130日に標準化することで、常に安定した品質の商品を提供できるように努めています。
調理加工後は、新鮮なまま氷詰めすることにより、名古屋コーチン特有の美味しさを閉じ込め、その日のうちに出荷することで、最高の状態をキープできます。
出荷されるのは、食鳥検査制度に基づき、食鳥検査員が丁寧な検査を行い、合格した鶏肉のみですので、安心してお召し上がりください。

まとめ

ここまで、鶏の成長に関することを中心に解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
皆さんが普段食べている鶏肉は、養鶏場によって丹精込めて育てられたものであり、そこに至るまでにはさまざまなプロセスがあります。
当社さんわでも、こだわりとプライドを持って日々上質な名古屋コーチンを飼育しているため、興味のある方はぜひオンラインショップから精肉、加工食品などを購入してみてください。

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