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名古屋コーチンは鶏のアスリート~名古屋コーチンの特徴~

“名古屋コーチン”は、日本を代表する銘柄鶏であり、比内地鶏、薩摩地鶏と並んで、日本三大地鶏の1つに数えられます。
あまり鶏には詳しくないものの、名前だけは知っているという方も多いかと思います。
ここからは、“鶏のアスリート”とも称される名古屋コーチンの特徴について、詳しく解説していきます。

名古屋コーチンの概要

名古屋コーチンは、明治時代初期に愛知県小牧市で作出された鶏であり、正式な品種名は“名古屋種”といいます。
1999年に制定された地鶏肉の日本農林規格でも、在来種の1つとして名前が挙げられています。
愛知県とその近隣県を中心に日本全国で飼育されていて、卵をよく産み、肉も美味しいことから、卵肉兼用種に分類されています。
また、その卵や肉は高級食材として知られていて、現在市場に流通している卵、肉のほとんどは、愛知県畜産総合センター種鶏場から供給された種鶏から生まれた名古屋コーチンによって生産されています。

つまり、元を辿れば、すべての名古屋コーチンは同じ原種鶏だということです。
ちなみに、地鶏の定義の1つに、“在来種由来の血統が50%以上であること”というものがあります。
つまり、50%を超えていれば、100%の血統でなくても地鶏を名乗ることができるということです。
しかし、こちらを言い換えると、一般的に地鶏と称されているものが、すべて100%の血統とは限らないということになります。
一方、名古屋コーチンは他の地鶏と交配させることなく純血を保っていて、同鶏種の地鶏としては唯一の100%血統を実現しています。

名古屋コーチンの形態的な特徴

1952年、日本養鶏協会によって発行された家禽標準には、名古屋コーチンの形態的な特徴として、以下のことが記載されています。

・鶏冠(とさか)は鮮血色で単冠
・眼は赤栗色
・耳朶(じだ)は鮮血色
・くちばしは淡黄褐色
・脚は鉛色(灰色)
・羽色はバフ色(淡黄褐色)を基調
・オスは羽色の赤みがやや強く、尾羽は緑黒色
・メスは体毛のほとんどがバフ色で、一部に尾羽の先端が黒色

単冠の鶏冠とは、一般的な鶏によく見られるタイプで、頭頂部の鶏冠、顎の下にぶら下がっている肉髯のいずれもサイズが大きいものを指しています。
また、耳朶とは、鶏の耳たぶのことをいい、目のすぐ後ろについています。
ちなみに、名古屋コーチンは飼育条件が厳しいものの、人によく慣れているため、性格は比較的穏やかであり、飼育には向いています。

名古屋コーチンの味の特徴

名古屋コーチンは日本三大地鶏の1つであり、その肉が高級食材として取り扱われていることからもわかるように、味には定評があります。
具体的には、弾力があり、よく締まっていて歯ごたえも十分に感じることができます。
噛むたびに口の中でキュッキュッと音がする食感は、なかなか他の鶏では味わえません。
色は赤みを帯びていて、脂肪が良い香りをしているのも特徴です。

また、コクのある旨みは唯一無二であり、昔ながらの“かしわ肉”の味わいが楽しめます。
かしわ肉は、現在日本で広く流通しているブロイラーが登場する前に、日本で食べられていた茶褐色の在来種の鶏です。
その美味しさから、日本において獣食肉全般がタブーとされていた時代から、ひっそりと食べられていたと言われています。
ちなみに、鶏肉用に飼育される名古屋コーチンの20週齢の体重は、オスで2.7~3.0kg、メスで2.0~2.4kgです。
出荷される日齢は概ね120~150日ですが、オスの方がメスより早く出荷される傾向にあります。

名古屋コーチンが“鶏のアスリート”と言われる所以

名古屋コーチンが鶏のアスリートと言われる所以は、その肉質にあります。
一般的な鶏肉であるブロイラーは、肉質が柔らかいものの、丸々とした見た目をしています。
こちらは、40~50日という比較的短い飼育期間で、なおかつ狭い鶏舎で育てられているため、あまり運動することがないことが主な理由です。
一方、名古屋コーチンは締まりのある肉質であり、スマートな見た目をしています。
なぜなら、飼育期間が120~150日と、ブロイラーの約3倍もある上に、飼育する密度にも1㎡あたり10羽以下という厳しい条件がつけられているからです。
このような環境で育てられることが、鶏の運動量を上げ、しっかりとした歯ごたえを生み出しているのです。
人間でも、日頃から運動をしている方や、身体を鍛えている方は、筋肉が発達してスマートに見えるように、名古屋コーチンも筋肉質で美しい見た目をしているため、鶏のアスリートという呼称はまさにピッタリだと言えます。

名古屋コーチンの美味しさを活かす調理方法

名古屋コーチンの肉は弾力が強いため、鍋にして食べるととても美味しいです。
特におすすめなのは、昔ながらのかしわ肉の味を楽しめるとりすきです。
とりすきは、名前の通り鶏の肉を使用したすき焼きであり、“ひきずり鍋”とも呼ばれています。
名前の由来は諸説ありますが、すき焼き鍋の上で鶏肉を引きずるように食べたことなどが由来と言われています。
名古屋コーチンでとりすきを作る際には、できるだけ肉を薄く切るのがポイントであり、白菜や春菊、生椎茸や焼き豆腐などもあわせて入れることで、さまざまな食材で鶏の旨味を感じることができます。

また、名古屋コーチンは独特な香りとコクがあるため、スープにするのもおすすめです。
タマネギなどの野菜をフライパンで炒めた後、名古屋コーチンで取ったスープを皿に流し込み、上にパイシートを乗せてオーブンで焼き上げれば、旨味を存分に堪能できる壺焼きスープの完成です。
もちろん、シンプルに名古屋コーチンの味を堪能したいのであれば、塩焼きも外せません。
あらかじめ塩をまぶした名古屋コーチンをオリーブオイルなどで焼くだけで、おつまみとして至高の一品が誕生します。
このとき、前もって一口サイズに切っておくことで、より食べやすくなります。

まとめ

ここまで、鶏のアスリートとも呼ばれる名古屋コーチンの特徴を見てきましたが、いかがでしたでしょうか?
鶏三和のオンラインショップでは、厳選した名古屋コーチンの精肉焼き鳥串、加工品など、豊富なラインナップを取り揃えております。
また、それぞれの商品には少量のお試しセットもご用意しておりますので、ぜひ一度名古屋コーチンの濃厚な旨味を堪能していただきたいと思います。

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